第3話 コロナ禍で健全な競争を生み出しピンチをチャンスに変える方法
メタメタサイエンス Season2 大学ヴァーチャル化
- メタメタサイエンス動画日本語記事
- December 14, 2020
第3話のみどころ
新型コロナウイルス感染症は、世界に様々な不可逆的変化を起こすと予想されます。
その一つがこのパンデミックを契機とした教育改革です。日本は教育テクノロジーの発展が欧米にくらべて10 年は遅れていると言われてきましたが、この環境変化は否応なく日本の教育システムを変えていくでしょう。
その時、学生は、教員は、大学経営者は、どのようにこの新しい世界に適応すればよいのでしょうか?
「山火事は不幸な災害であると同時に、生態系を新しく作り替えるきっかけにもなりうる」。生態学者と教育テクノロジーの専門家が、この過激な環境変化を乗り切り、かつそれぞれのステークホルダーが生き残り、幸せになる方法を考えます。
- 環境変化のピンチをチャンスに!日本の教育をゆるがす コロナ禍という名の黒船
- 教員も学生もそれぞれがハッピーになるための教育メディアのブレンドレシピ
番組内容
新型コロナウイルス感染症の影響で大学の授業が全国的にオンライン化してはや半年。
現場にはノウハウが蓄積してきている一方で、画面を通じてヴァーチャルで教育することの限界も見えてきました。オンライン化において10年以上欧米から遅れをとっているといわれる日本の大学。
その限界は本当にテクノロジーの限界なのか、はたまたそれを使う人と仕組みの限界なのか?!そして、大学は、教員は、そして学生は、ポストコロナの新しい世界にいかに環境適応していくべきなのか?!
本シーズン2の論客は、教育テクノロジーと、言語学・コミュニケーション学、そして生態学の専門家の3名。オンライン授業あるあると実用的な問題解決のコツから、ヴァーチャル化によって変わりゆく日本の高等教育の面白い未来と、怖い未来を深〜〜〜く語り尽くします。
出演者
- 岩崎渉(いわさきわたる) 東京大学 大学院理学系研究科 准教授
- 川口慎介(かわぐちしんすけ) JAMSTEC 超先鋭研究開発部門 研究員
- 飯吉透(いいよしとおる) 京都大学高等教育研究開発推進センター長・教授
- 池田佳子(いけだけいこ) 関西大学国際部教授 ハワイ大学でPh.D取得
- 森章(もりあきら) 横浜国立大学環境情報研究院准教授 生態学者
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