第2話 ハイブリッドとブレンデッドの違い?教育メディアミックスの効果

メタメタサイエンス Season2 大学ヴァーチャル化

 第2話 ハイブリッドとブレンデッドの違い?教育メディアミックスの効果

第2話のみどころ

ポスト・コロナの大学教育では、以前の対面オンリーではなく「オンラインありき」の教育システムにシフトしていくことは間違いないでしょう。

では、教育メディアミックスはどう行われるべきなのでしょうか?

重要なキーワードである「ハイブリッド教育」と「ブレンデッド教育」の違いを解説し、日本に根強い「対面授業信仰」を超えて、もっとも教育ゴール達成に役立つブレンデッド教育のあり方を議論します。実習やフィールドワークに適用する上でのヴァーチャル化の根本的な限界も語ります。

  • 日本人は対面授業信仰が強い?メディアミックス効果はORでなくANDである!
  • 何のためのブレンデッド教育か?多様な教育ゴールに最も効果的なメディアを選べ!
  • Go Pro動画で感動は伝わるか?実習や体験授業のオンライン化には限界がある

 

 

番組内容

新型コロナウイルス感染症の影響で大学の授業が全国的にオンライン化してはや半年。

現場にはノウハウが蓄積してきている一方で、画面を通じてヴァーチャルで教育することの限界も見えてきました。オンライン化において10年以上欧米から遅れをとっているといわれる日本の大学。

その限界は本当にテクノロジーの限界なのか、はたまたそれを使う人と仕組みの限界なのか?!そして、大学は、教員は、そして学生は、ポストコロナの新しい世界にいかに環境適応していくべきなのか?!

本シーズン2の論客は、教育テクノロジーと、言語学・コミュニケーション学、そして生態学の専門家の3名。オンライン授業あるあると実用的な問題解決のコツから、ヴァーチャル化によって変わりゆく日本の高等教育の面白い未来と、怖い未来を深〜〜〜く語り尽くします。

出演者

  • 岩崎渉(いわさきわたる) 東京大学 大学院理学系研究科 准教授
  • 川口慎介(かわぐちしんすけ) JAMSTEC 超先鋭研究開発部門 研究員
  • 飯吉透(いいよしとおる) 京都大学高等教育研究開発推進センター長・教授
  • 池田佳子(いけだけいこ) 関西大学国際部教授 ハワイ大学でPh.D取得
  • 森章(もりあきら) 横浜国立大学環境情報研究院准教授 生態学者

動画はYouTubeからも視聴可能です。チャンネル登録よろしくお願いします。

 

Related post

チベットの研究を通して見えてきたもの

チベットの研究を通して見えてきたもの

自分自身のしたいことを貫いて進んできた井内先生だからこそ見える世界、今後、チベットの研究をより多くの方に知っていただく活動にもたくさん力を入れていくそうです。これまで歴史の研究について、そして、チベットのことあまり知らないという人にもぜひとも見ていただきたい内容です。
チベット史の空白を明らかにしたい 日本のチベット研究者

チベット史の空白を明らかにしたい 日本のチベット研究者

0世紀から13世紀頃までのチベットでは、サンスクリット語からチベット語に膨大な数の経典が翻訳され、様々なチベット独自の宗派が成立したことから「チベットのルネッサンス」と呼ばれますが、この時代について書かれている同時代史料がほとんどありません。この「チベット史の空白」を明らかにしようと、日々研究されている京都大学白眉センター特定准教授の井内真帆先生にお話を伺っていきます。
自由な環境を追い求め『閃』が切り開いた研究人生

自由な環境を追い求め『閃』が切り開いた研究人生

後編では、黒田先生がどうして研究者になったのか?どのような思いを持ち、日々研究されているのか?などの研究への愛について語ってもらっています。自由な研究環境を追い求め、自由な発想をされる黒田先生だからこそ、生まれる発見がそこにはありました。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *