【博士学生×企業人事 覆面ぶっちゃけ対談】ハカセとジンジが物申す_vol.1 <前半>

【博士学生×企業人事 覆面ぶっちゃけ対談】ハカセとジンジが物申す_vol.1 <前半>

Science Talks TVは、大学院生・ポストドクターに特化したキャリア支援を行う株式会社アカリクとのコラボレーションを実施し、【アカデミアに残るか?就職するか?で揺れている博士学生】と、【本当は研究知識のある学生を迎え入れたい!と感じている企業人事】をお招きし、本音でぶつかり合う前代未聞の覆面ぶっちゃけ対談を実施しました。

番組の見どころ(第1話前半)

第一回目の番組では、アカデミアに残るか就職するかでまだ迷っている博士学生2名と、企業コンサルの人事1名をお招きし、それぞれ就職活動をする上で疑問に残っていること、お互いに聞いてみたい質問をぶつけてもらいました。

企業に就職しても必ずしも自分のやりたい研究ができるとは限りません。また大学では自分のやりたい研究を突き詰めていくことができるが、ビジネスの場ではそれをどう社会に還元するかを考えなければならない。

ビジネスの場での実務経験がない博士学生は企業に敬遠されてしまうのか?まだ将来の方向性が定まらない博士学生2名の悩みに、自身も博士出身の人事は「10年後のビジョンをしっかり持っておくべき」とアドバイスします。

  • 面接で研究内容を聞かれるけど、本当に伝わっているのか?また、博士たちの研究内容に興味はあるのか?
  • 企業就職って消去法じゃないの?博士後期に進むときに、その後のキャリアをどこまで描いてるの?

番組内容

現代の日本の就職活動生を取り巻く環境は決してやさしいものではありません。

特に博士課程まで進んだ学生は、学部卒の学生より年齢を重ねていることや、日本は博士号を持つ人材を採用する体制がまだ整っていないことなどの理由から、企業から敬遠されてしまうこともあります。

どういう学生が研究者に向いていて、どういう人が企業就職に向いているの?博士課程に行くことの意味・意義は?研究者や研究者の卵は専門知識をどうやって社会に還元できるか?それぞれ違う立場から本音を語ってもらいました。

この番組を通して、民間で輝いている博士保持者が増えれば増えるほど、社会での博士の価値が高まります。そんな社会をどうやって実現するか?博士側が変わるべきこと、企業に求められること、社会が変わるべきことについて考えるきっかけにしたいと考えております。

【司会進行】

  • 大久保衞 (おおくぼ まもる) ㈱アカリク 採用コンサルティング事業部長
  • 菅原晏沙 (すがわら あずさ) ㈱アカリク 労務部リーダー&広報PRリーダー

株式会社アカリク
会社ホームページ:https://acaric.co.jp/
公式Twitter: https://twitter.com/acaric

動画はYouTubeからも視聴可能です。チャンネル登録よろしくお願いします。

Related post

しっぽを知ることで世界を知りたい しっぽ博士の研究への愛

しっぽを知ることで世界を知りたい しっぽ博士の研究への愛

後編では、どうして東島先生がしっぽと出会ったのか?また、その研究を始めたのか?などの研究への愛について教えてもらいます。悩みに悩んだ末に、ケニアの大地溝帯でビビッときたものとはいったい何だったのか?ぜひ、動画でご確認ください。
しっぽを通し、ひと(ヒト+人)が知りたい 文系、理系の研究者

しっぽを通し、ひと(ヒト+人)が知りたい 文系、理系の研究者

私たちヒトには、しっぽはありませんが、アニメやおとぎ話、神話の中では、しっぽをもつキャラクターが多く登場することに気がつくでしょう。ヒトがすでに失ってしまったしっぽについて、文理の垣根を超え、様々な観点から追究し、少しでも解き明かそうと日々研究されている京都大学白眉センター特定助教の東島沙弥佳先生にお話を伺います
研究の面白さとは、自分が納得することである!統計的な機械学習の研究者

研究の面白さとは、自分が納得することである!統計的な機械学習の研究者

今では誰でも簡単にディープラーニングを回すことができますが、先生が機械学習の面白さを感じた時には、使うのも一苦労で、ほとんど知られてはいませんでした。では、なぜ先生はそんなに大変な機械学習に面白さを感じたのでしょうか?後編では、研究への愛について迫ります。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *