未来のために今研究費をどう使うか
- 日本の研究ファンディングを考える日本語記事
- June 29, 2013
この度、Science Talks(サイエンス・トークス)、第1回目となるシンポジウム「ニッポンの研究力を考える-未来のために今研究費をどう使うか-」を10月19日(土)に開くことになりました。
サイエンス・トークスは、“ニッポンの研究力”を上げるために、研究者、大学、ラボ、政府、それぞれのレベルで今何ができるか? を真剣に考えるシンポジウムです。日本の研究力を引き上げの妨げとなっている問題には、教育制度や発信力の問題など、様々なものが考えられますが、その議論の第一弾として、今回は基礎研究力にテーマを絞り、大学基礎研究のそもそもの足場である「研究費」を今どうすべきか、どう使うべきかを考えます。
またこれは参加者がスピーカーの意見をただ聞くだけのシンポジウムではありません。様々な立場より普段から「研究費の配分」について高い意識を持つ登壇者が、研究者に問題を投げかけ、会場で議論に参加する100人たちに問題意識を共有し、一緒に考えて知恵を絞ってもらう参加型のシンポジウムとなります。
一人一人の参加者が、自分の立ち位置から、日本の研究力の国際競争力をあげるために、研究費をめぐる問題をどう改善していくべきか?という問題意識を持ち、参加者のみなさまには自ら発信していただき、また問題意識を共有した参加者同士がネットワーキングすることで、大学・学部・分野を超えたコミュニティを作ることを目的としています。
なお、皆様からは随時、研究費にまつわるご意見を集めたいと思います。集まった面白いご意見は当日会場で発表させて頂きます。
ご意見はメール、Twitter、または記事へのコメントでどんどん応募しています。
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