開催報告:第1回 Science Talks LIVE 「独立系研究者」ってなんだ?!

開催報告:第1回 Science Talks LIVE 「独立系研究者」ってなんだ?!


「日本のサイエンスをもっと元気に、面白く」するための先駆的な活動をされている研究者の方をゲストにお招きしてお送りする「Science Talks LIVE」。
記念すべき第1回のトークゲストは、独立系研究者の小松正(こまつ・ただし)さん。大学の研究者でもなく、理系企業の研究開発ポストでもない、第3の働き方を提示・実践する研究者です。
『文系では弁護士や会計士など個人の専門家として働く道がある。じゃあ、高度な専門知識を武器に研究者がお金を稼ぐことができてもいいじゃないか(リバネスブログ「独立系研究者小松正さんに聞く」より)』と語る小松さんは、研究組織に属さない「独立系研究者」として、研究機関と個人契約で研究プロジェクトに参画されています。ポスドク問題や若手の研究ポスト不足が嘆かれる今、「個人経営の研究者として独立する」小松さんの生き方は若手研究者の福音となり得るでしょうか? 独立の経緯から現在のご活躍まで、詳しくお話を伺いました。

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イベント概要

日時:2016年9月2日(金)19:00〜21:00
会場:カクタス・コミュニケーションズ、イベント会場・アインシュタイン(東京都水道橋)
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<トークゲスト>
小松正氏
小松研究事務所代表
プロフィール
1967年、札幌市生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。日本学術振興会特別研究員、言語交流研究所主任研究員を経て、2004年に小松研究事務所を開設、現在に至る。専門は生態学、進化生物学、データマイニング。多摩大学情報社会学研究所客員准教授、東京家政大学非常勤講師を兼任。著書に「情報社会のソーシャルデザイン ― 情報社会学概論Ⅱ」(共著)、「進化生物学」(蒼樹書房、共訳)ほか。
オフィシャルブログ
経歴と研究業績のまとめ[/aside]
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<モデレーター>
小山田 和仁(おやまだ・かずひと)氏
サイエンストークス委員会委員
政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター専門職・プログラムマネージャー補佐
プロフィール
サイエンストークス発起人であり委員。サイエンストークスでは活動方針のまとめから運営、イベントの司会、進行まで幅広く務める。科学技術政策研究者。
2003年 東京大学大学院総合文化研究科終了。2003~05年独立行政法人産業技術総合研究所特別研究員(技術と社会研究センター、技術情報部門)。研究者のキャリア形成に関する調査研究に従事。2005年政策研究大学院大学助手。2006年より独立行政法人日本学術振興会国際事業部研究員としてアジアとの各種国際交流・協力事業の立ち上げと運営に関わる。その後、科学技術振興機構研究開発戦略センターフェローを経て、2012年6月より、政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム専門職。「科学技術イノベーション政策のための科学」人材育成拠点の運営及び関連分野の調査研究に従事。[/aside]

このテーマの記事一覧

  1. 研究相談からアドバイザー契約へ、「独立系」へ至る道
  2. 必要なものは“人脈”、魅力は自由度の高さ
  3. クロストーク その1:依頼から成果発表まで、企業と研究者の相利共生
  4. クロストーク その2:独立系研究者に向く人、向かない人
  5. クロストーク その3:一見関係ないテーマ、でも…? テーマと自分の興味を“繋ぐ”
  6. フロアディスカッション その1
  7. フロアディスカッション その2
  8. フロアディスカッション その3(終)

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