ScienceTalks | マガジン
2021.02.01
学術出版戦国時代に、筑波大学が切り込んだ。彼らがF1000Researchと共同で立ち上げたオープンリサーチ出版ゲートウェイは、学術出版をコントロールする手綱を研究者の手に取り戻す布石となるのか?人文社会学系の研究者とURAが中心となり、このニッチな問題に一つの解決策を見出そうとしている。
March 1, 2020
1986年、実績に基づく大学助成金制度を、イギリスが世界で初めて導入した。導入以降、この制度をモデルとして、実績評価の枠組みを構築しようとする国々が現れた。試みて断念したケースを含め、いずれの国もこの制度を完全には模倣していない。REF 2014から3つのケース・スタディを取り上げ、研究によるインパクトの多様性に着目する
September 1, 2019
中国の大学国際化の流れの中でも躍進を見せている浙江大学を特集。物語の背景にいる人々の観点から中国のアカデミア国際化の舞台裏を覗き、そのエネルギーを感じ取ってみよう。たちまち我々と同じように、インタビューに答えていただいた、この国際化の大波に乗っている力強いプロフェッショナルたちに惚れこんでしまうだろう。
May 1, 2019
アジアのランキング内で大きな飛躍を見せた大学をピックアップ。その中の一つである延世大学の特集。延世大学は韓国の名高い私立大学の一つで、急激なランキングダウンから返り咲いた学校でもある。調査を通じて、大学が自らの弱点を分析し、システマティックに対策を実行してきたことがわかった。
September 1, 2018
配偶者がすでに別の地域に常勤ポストを得ている場合、パートナーや家族と離れて長期にわたり単身赴任をしなければならなくなる「トゥ・ボディ・プロブレム」。この問題に対応するため、名古屋大学の女性教員たちは単身赴任してくる子育て中の女性教員のためのセルフヘルプ・ネットワーク、「名古屋大学子育て単身赴任教員ネットワーク」を立ち上げたのだ。
May 1, 2017
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は、大規模なコホート研究を実施することにより、東日本大震災の被災地を含む地域の方々の健康調査を目的として設立された。震災後の東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)設立の物語と、研究広報チームの成功と今後の課題を取り上げる。
December 1, 2016
北海道大学URA事業のキーマンである 川端和重副学長・理事、北大URA主任メンバー、そして北大URAの現場に立つ人々から話を伺った。チーム設立の経緯や、大学経営における新しいロールモデルを生み出すことの難しさと闘いながら、組織改革を行う北大URAを特集する。