ロボットが人の心を理解する時代が迫っている!?数式を使って脳を理解する研究
CBSコラボ パート4
- くもM LAB×理研CBS コラボインタビューくもM LAB動画
- July 22, 2022
前編の内容とみどころ
ロボットと友達のように会話できるようになるのはまだまだ先のこと、もしくはアニメや映画の世界の中のお話と考えている方も多いでしょう。しかし、そんなことはありません。磯村先生の目標はこの20年で人の心理解する時代を作ること。実はもう目の前まで夢のようなロボットと話せる日が近づいてきているのです。では、どのようにしてそのようなロボットを作るのでしょうか。
脳の研究といえば、脳波を測ったり、神経細胞を観察したりすることをイメージするかもしれません。しかし、磯村先生は脳の観察や実験はしません。数式を利用し、脳の中でどのように神経細胞同士が情報処理をしているかを表していくのです。そうは言っても神経細胞はものすごい数があり複雑なので、本当に数式で理解することができるのでしょうか。実はそれを解決するために統計学を利用します。では、統計学的に理解するとはどういうことなのか?今回は磯村先生にわかりやすく解説いただいております。ぜひ、最先端の脳の理論研究をお楽しみください。
番組内容
ロボットはお好きですか?映画やアニメで出てくるロボットたちは自分で考え、人間のように話します。しかし、現実ではまだ、そこまでのロボットは存在していません。友達になれるようなロボットはアニメや映画の中だけの存在なのでしょうか。理化学研究所 脳神経科学研究センター(理研CBS:RIKEN CENTER FOR BRAIN SCIENCE)とくもM LABのコラボ企画第4弾。今回はロボットと友達になる夢を叶えるため、まずは人間の脳を統計学的に理解し、人工知能に応用しようと日々、研究されている理化学研究所、脳型知能理論研究ユニット ユニットリーダー磯村先生にお話を伺っていきます。
磯村 拓哉(いそむら たくや)
脳型知能理論研究ユニット ユニットリーダー
神経回路やシナプス可塑性がこれらの能力をどのように実現しているのかを明らかにするため数理手法を用いた研究を進める
くもM LABとは?
くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など、研究者のあれこれを引き出していきます。
くもMプロフィール
大阪府立大学理学系研究科生物化学専攻。製菓会社に勤務後、『身近な科学を通じて、子供も大人も学びを遊びに』をモットーに、科学実験教室やサイエンスショーなどの活動を運営しています。
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