クワガタの顎はどうして大きくなるの?クワガタの遺伝子を読み解く研究者

静岡大学理学部生物科学科 後藤寛貴助教

クワガタの顎はどうして大きくなるの?クワガタの遺伝子を読み解く研究者

前編の内容とみどころ

クワガタムシやカブトムシは私たちの目を引く大きな顎や長い角を持っており、とってもかっこいいですよね。

彼らはこの大きな顎や角を使って戦うことで、餌場やメスを勝ち取るのです。では、このような顎や角はどのようにできるのでしょうか?今回は静岡大学の後藤先生に教えていただきました。実はカブトムシやクワガタムシは幼虫の頃にどのくらい良い栄養状態であったか、良い餌をどれだけ食べることができたかで成虫の大顎や長い角の大きさが決まってきます。また、その時に働くホルモンや細胞を増やそうとする遺伝子などの働きが少しずつ明らかになってきているそうです。では、具体的にどのようなホルモンや遺伝子が関係しているのか?どのような手法を用いてそれらを明らかにしていくのか?についてはぜひ、動画をご覧ください。まだまだクワガタやカブトムシにはわかっていない不思議が詰まっていました。

番組後半では、なかなか私たちの生活からは縁遠いと感じてしまう昆虫の研究が、実際に社会とどのように繋がっているか?また、昆虫の研究がどのように我々の社会に役立っていくのか?先生のお考えを教えていただいています。実は私たちの生活とも密接に関係している昆虫の研究。昆虫の研究はとても重要なのです。ぜひ、動画でご確認ください。

昆虫シリーズ第1弾は楽しそうにクワガタの研究のお話をして下さった後藤先生のインタビューです。昆虫に興味がある学生さんは必見の内容。自由研究にも使ってみてはいかがでしょうか。

 

番組内容

クワガタムシやカブトムシ。大きな顎に立派な角、とてもかっこいいですよね。誰しも一度は飼育したことがあるのではないでしょうか。また、子供のころにはカブトムシやクワガタムシが好きで、昆虫博士に憧れた方も多いと思います。では、彼らの大顎や長い角はどのように作られているのでしょうか?そして、社会と昆虫の研究はどのように繋がっているのでしょうか?昆虫シリーズ第1弾。静岡大学理学部生物科学科で、カブトムシやクワガタムシの研究者として、彼らのもつユニークな形の角や顎がどのようにしてできているのかを明らかにしょうと日々、研究されている後藤先生に、彼らの謎について教えてもらいました。

 

後藤 寛貴(ごとう ひろき)

静岡大学 理学部 生物科学科 助教

北海道大学を卒業後、ワシントン州立大学、名古屋大学、遺伝研究所などを経て、現在は静岡大学の理学部生物科学科の助教を務める。クワガタムシやカブトムシの形態形成や進化の研究を進める。材料工学、ロボット工学と連携し、国際的な研究者ネットワークの構築にも尽力している。

 

くもM LABとは?

くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など、研究者のあれこれを引き出していきます。

くもMプロフィール

大阪府立大学理学系研究科生物化学専攻。製菓会社に勤務後、『身近な科学を通じて、子供も大人も学びを遊びに』をモットーに、科学実験教室やサイエンスショーなどの活動を運営しています。

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