日本の研究ファンディングを考える

「50%の研究者が年間100万の研究費ももらえない現実 」

熊本大学が受けている科研費をはじめとする外部資金は、平成24年度の例では、約64億円です。この内訳は、科研費が31億円、寄附金が18億円、共同研究・受託研究等が15億円となっています。
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「トイレとお菓子で始まった、熊本大学との不思議な縁 」

私が博士課程の学生のとき、一階の角のトイレを使っていたんですが、そこでたまたま、よくお目にかかる教授の先生がいた。加藤誠軌先生とおっしゃいました。実はこの方が私の熊本への道を開いてくださった方です。
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「“斜陽の分野”をあえて選んだ 」

私は生物と組み合わせた生物電気化学に興味を持っていましたが、当時いまだ充分に学問にはなっていなかったこともあって、学部や大学院においては、古典的な、無機および有機分子の電気化学の勉強からはじめて、その後に、生物電気化学という分野に踏み込むことになりました。
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「じっとしていもダメ。動かないと! 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ11回目! 「今科研費がうまく手に入らない」、「自分が研究者としてこれからどうなって行くかがわからない」という現役研究者の方へ、飯吉先生からのアドバイスを伺いました。
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「“人間力”が新しいものを生み出す 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ10回目! 今回は、偏差値教育が主流となり、若者のクリエイティビティが規制されている教育の現状について厳しくご指摘いただきました。
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「“私立だからこそ”予算をつける、アメリカ式思考」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ9回目! アメリカでは私立の大学に多大な予算が回されているが…。私立大学への予算配分に関し日本が考えるべきことをお話いただきます。
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「“お金をもらうのは真剣勝負!”という意識の欠如 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ8回目! シリーズ8段目では、科研費の申請が採択されるためのアドバイスを教えていただきました。
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「申請しなければ、科研費は当たらない 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ7回目! 研究者にとっての生命線はやはり、科研費を獲得できるか否かにあります。適切な配分や評価方法は判断が分かれるところですが、とにかく申請をすることを強調されました。
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「ビッグ・プロジェクトの寿命は20年 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ6回目! 長期的に莫大な費用を要するビッグプロジェクトは予算を獲得できない小規模な研究の妨げになるという声も出回る中、同じ「釜の飯」をうまく分配する方法が求められています。
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「小さなことから始めるのがビックプロジェクトの鉄則! 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ5回目! 超伝導送電の実験設備を開発する際に感じたのは“お金はないんだからアイデアで勝負しないと”という決意。
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「中部大学に学ぶ“わらしべ長者”的ビッグ・プロジェクト運営」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ4回目! 資金の調達が難しい私立大学において、20億円級のビッグプロジェクトをどうやって進められるのか。民間、文科省などと提携しながらそれを可能にしてきた貴重な体験談をどうぞ。
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「“共同利用機関”は日本の学術文化である 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ3回目! 特定の分野に的を絞って各大学の研究者が共に研究を推進できる日本の共同利用機関。英知集結型のこれら機関は日本独自のものであり、大切にすべきであると訴えます。
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「試行錯誤を繰り返して大型プロジェクトを実現させる 」

飯吉厚夫氏インタビューシリーズ2回目! 今回は、プラズマ研究によって進行した核融合実験装置の開発というビッグ・プロジェクトを主導したご自身の経験について語っていただきました。
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「研究とはそもそも個人がやるものです」

今回のScience Talks-ニッポンの研究力を考えるシンポジウム、第1回大会「未来のために今研究費をどう使うか」、登壇者インタビューで宮川氏と豊田氏に続くのは、中部大学 理事長兼総長 飯吉 厚夫氏です。
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「高インパクトファクター雑誌至上主義が日本の論文数低下の諸悪の根源」

今回のScience Talks-ニッポンの研究力を考えるシンポジウム、第1回大会「未来のために今研究費をどう使うか」、登壇者インタビューでトップバッターを切るのは、藤田保健衛生大学総合医科学研究所システム医科学研究部門、宮川剛教授です。
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