きっかけは金縛り?研究に片思いを抱く睡眠の研究者

CBSコラボ パート9

きっかけは金縛り?研究に片思いを抱く睡眠の研究者

後編の内容とみどころ

皆様は金縛りの経験をしたことがありますか?人生に一度くらいは経験した方が多いと思います。身体がとても疲れている時に起きやすいため、金縛り体験はとても恐怖を感じますよね。そのため、幽霊の仕業かもしれない….と考えてしまう方が多いのかもしれません。しかし、玉置先生は金縛りを幽霊のせいにはせずに、どうして金縛りが起きるのかを真剣に考えました。その結果、ある答えにたどり着いたのです。先生はいったいどのような考えにたどり着いたのか?そして、それは世紀の大発見となったのでしょうか?ぜひ動画でご確認ください。

金縛りの経験から先生は睡眠に興味を持ち、睡眠の世界に入っていくことを決めます。先生はそこからものごい行動力で、実際に睡眠研究をしているラボに自らアポを取り、ラボミーティングに参加したり、実験をさせてもらったり、先生方とディスカッションを交わすことで研究者としての道を歩み始めました。研究者を目指す学生の皆様は、玉置先生の学生時代のお話は必ず参考になると思いますので必見です!

番組の後半では先生が睡眠研究をしているラボを案内してもらっています。寝ている人の脳をどんな装置で、どのようにして計測するのか?また、被験者はどんな場所で睡眠をとるのか?ちゃんと眠れるのか?普段は見られない睡眠LABの秘密に迫りました!これを見れば私の睡眠も計測してもらいたい!と思うこと間違いありません。ぜひご覧ください。

睡眠研究に協力してくれる方を募集中ですので、興味があるかたはこちらをご覧ください

 

 

番組内容

前編では認知睡眠学理研白眉研究チーム理研白眉チームリーダー 玉置 應子先生にこれまでにわかってきた最新の睡眠研究のお話をしてもらいました。そして、この後編では、玉置先生の研究への愛や、なぜ睡眠研究をしようと思ったかに迫ります。また、普段は見られない睡眠LABの紹介もしていただきました。理化学研究所 脳神経科学研究センター(理研CBS:RIKEN CENTER FOR BRAIN SCIENCE)とくもM LABのコラボ企画第11弾。いよいよ理研CBSコラボのラスト動画です!

 

玉置 應子(たまき まさこ)

認知睡眠学理研白眉研究チーム 理研白眉チームリーダー

生理学的な指標、心理物理学実験、ニューロイメージングなど様々の技術を用いて、人の覚醒および睡眠中の脳の活動を調べることで、認知機能における睡眠の役割を明らかにするため日々研究を進める

 

くもM LABとは?

くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など、研究者のあれこれを引き出していきます。

くもMプロフィール

大阪府立大学理学系研究科生物化学専攻。製菓会社に勤務後、『身近な科学を通じて、子供も大人も学びを遊びに』をモットーに、科学実験教室やサイエンスショーなどの活動を運営しています。

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