第5話 大学教育戦国時代がやって来る!大学の価値を再定義せよ
メタメタサイエンス Season2 大学ヴァーチャル化
- メタメタサイエンス動画日本語記事
- December 29, 2020
第5話のみどころ
大学のオンライン化が進むと、各大学の授業という「コンテンツ」の独自性をいかに出し、その独自のコンテンツのうちどこまでをオープンにし、どこまでを何をクローズドにするのかという経営手腕が問われます。
これまで常識とされてきた、学生が4年間で集中して単位を取り切って卒業するというあり方も変化し、必要な単位を人生において必要な時期にとる、より長期的なリカレント教育が進む可能性もあります。
大学のコンテンツはK-POPのように独自の進化を遂げることができるのか?日本の大学はどこまでその教育コンテンツ戦国時代を勝ち抜けるのか?!を激論します。
- 何をオープンにし何をクローズドにするか。大学教育の戦国時代!K-POP化?
- 市場原理で教育は語れない。「場としての大学」という価値を再定義する
番組内容
新型コロナウイルス感染症の影響で大学の授業が全国的にオンライン化してはや半年。
現場にはノウハウが蓄積してきている一方で、画面を通じてヴァーチャルで教育することの限界も見えてきました。オンライン化において10年以上欧米から遅れをとっているといわれる日本の大学。
その限界は本当にテクノロジーの限界なのか、はたまたそれを使う人と仕組みの限界なのか?!そして、大学は、教員は、そして学生は、ポストコロナの新しい世界にいかに環境適応していくべきなのか?!
本シーズン2の論客は、教育テクノロジーと、言語学・コミュニケーション学、そして生態学の専門家の3名。オンライン授業あるあると実用的な問題解決のコツから、ヴァーチャル化によって変わりゆく日本の高等教育の面白い未来と、怖い未来を深〜〜〜く語り尽くします。
出演者
- 岩崎渉(いわさきわたる) 東京大学 大学院理学系研究科 准教授
- 川口慎介(かわぐちしんすけ) JAMSTEC 超先鋭研究開発部門 研究員
- 飯吉透(いいよしとおる) 京都大学高等教育研究開発推進センター長・教授
- 池田佳子(いけだけいこ) 関西大学国際部教授 ハワイ大学でPh.D取得
- 森章(もりあきら) 横浜国立大学環境情報研究院准教授 生態学者
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