記憶で苦しむ人が居なくなる世界へ
オーフス大学・生命医学部 竹内倫徳准教授インタビュー
- くもM LAB動画日本語記事
- May 21, 2021
【長期記憶のメカニズムとは オーフス大学生命医学部 竹内倫徳 准教授インタビュー③】記憶で苦しむ人が居なくなる世界へ
誰しもが歳をとれば忘れっぽくなってしまいます。また、中には健忘症の進行により若くして苦しんでいる方もおられます。もし、記憶のメカニズムを解明することができれば、記憶で苦しむ人のための薬やサプリメントなどができるかもしれません。さらには、健康な人でも記憶を一時的に強化するようなものができたりするかもしれないのです。今回は記憶のメカニズムを解明するため、日々研究をされている竹内倫徳先生に記憶の研究について語っていただきました。
①自分とは何なのか?研究の末にたどり着いた、幼少期の疑問とは
デンマークのオーフス大学で研究をされている竹内倫徳准教授。先生はなぜ記憶の研究を始めたのか?それは誰もが考えたことがあるような幼き頃の疑問が原点だったのです。また、デンマークの街並みや新型コロナウィルスの状況なども教えていただきました。
ある漫画に登場する夢のような秘密道具「暗記パン」。文字を書いて食べるだけで覚えられるという夢のような道具です。そんな「暗記パン」は科学の力で作ることができるのか?記憶の研究をされている先生に聞いてみました!はたして実現できるのでしょうか?また、SFの世界のような記憶のお話も聞くことができました。
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くもM LABとは?
くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など、研究者のあれこれを引き出していきます。
くもMプロフィール
大阪府立大学理学系研究科生物化学専攻。製菓会社に勤務後、『身近な科学を通じて、子供も大人も学びを遊びに』をモットーに、科学実験教室やサイエンスショーなどの活動を運営しています。
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