勝手に『第5期科学技術基本計画』

研究関係のデータの読み方について(河野太郎議員への公開討論記事4)

サイエンストークスでは、科学技術予算について研究コミュニティに疑問を投げかけている河野太郎議員への公開討論記事を募集中。掲載第4弾の投稿者は、鈴鹿医療科学大学長(元三重大学長)・豊田長康(とよだ・ながやす)氏。皆さまからのさらなる記事へのコメント、異論・反論、別の角度からの投稿をお待ちしています。
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河野太郎議員に提案する、日本の研究環境を大幅に改善するたった2つの方法(河野太郎議員への公開討論記事3)

なぜ、研究費の総額が増えている(よう)であるのに、多くの研究者は疲弊し研究実績の総量は減っていっているのか?この問題意識を河野議員を始めとする行政に関わる方々に持っていただくことが大切だと思います。そして、実はその答えは、(少なくとも研究者にとっては)既にかなり明らかなことであって、既に議論されつくしていることであるともいえます。その答えに基いて対策を考え、国の科学技術政策を動かしていただくことが大事だと思います。ここでは、この問題に対する答えと、2つの具体案を提案させていただきます。
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職員数増加の妥当性はその背景を考慮して解釈すべき(河野太郎議員への公開討論記事2)

河野太郎氏から、平成16年から平成28年にかけて国立大学の職員数が2万4千人近く増加しているとの指摘がなされた。私は、この数値を解釈するにあたって以下の三点の背景を考慮する必要があると考えている。それはすなわち、(1)法人化以前の国家公務員定数削減、(2)法人化以後の業務拡大、(3)常勤/非常勤・職種の内訳、である。
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科学政策の議論は、データに基づいた科学的アプローチで行うべき(河野太郎議員への公開討論記事1)

予算の綱引きに関する議論において最も改善が望まれる点は、1)データの取り扱いを適切に行うことと、2)データを用いて自説を強化するのではなく、データに基づいて議論するという姿勢である。
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衆議院議員、河野太郎氏への公開討論記事を募集します

先日から衆議院議員、河野太郎氏が研究コミュニティに向けて「研究者の皆様へ」というタイトルでブログを使った意見募集を開始しました。テーマは研究費。端的に説明すると河野氏が提起しているのは「研究者や大学は基礎研究費が削られてるなんて口々に言っているが、実際のデータをみるとむしろ政府の基礎研究費は横ばいか増えているじゃないか。どういうことなんだ?」という疑問。このテーマに関心のある多くの皆さんが河野氏の連投ポストをフォローしているか、実際に意見や情報をご本人に提供しているかもしれません。
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政府の「ゲームチェンジ」という言葉が意味するもの・科学が市民に委ねられる新しい時代へ 〜勝手に「第5期科学技術基本計画」編集部反省会(第6話・最終話)〜

2016年1月22日に閣議決定され、すでに施行が開始された政府の第5期科学技術基本計画。当然気になるのが、「僕らの提案、少しは盛り込んでくれてるのか?」という疑問。そこで、サイエンストークスの小山田和仁さん、嶋田一義さん、湯浅誠さんの3名が集結。政府の答申案をサイエンストークスの提案内容と比較しながら、日本の科学技術の今のこれからについてじっくり語りました。 (収録は2016年1月、政府の答申案を資料として利用しています。) 第5期科学技術基本計画とは? サイエンストークス版「第5期科学技術基本計画への提言」 編集委員メンバーのプロフィールはこちら 政府の「ゲームチェンジ」という言葉が意味するもの・科学が市民に委ねられる新しい時代へ [voice icon=”https://sciencetalks.org/wp-content/uploads/2016/05/shimada.jpg” name=”嶋田” type=”l”] 嶋田 僕は今回の第5期科学技術基本計画を読んで、「ゲームチェンジ」と言う言葉がこういう行政の文章にでてくるのが面白いなぁ、と思ったんですよ。 「ゲーム」ってルールがあって、そのルールのもとで達成する人が勝ちなわけでしょ? 例えば、キャリアで言ったら「東大を出るのが勝ちです」とか、国の産業で言ったら「ものづくりで世界一になるのが勝ちです」とか。でもね、政府の計画で「ゲームのルールを変える人を望みます」とここに書いてるわけですよね。これってすごいことだと思うんですよ。 だってね、「ゲームをチェンジしよう」って言い出す人は、今の社会の限定されたルールの中ではいわゆる負けてる人ですよね。勝ってる人は絶対言わないですよね、「ルール変えようよ」なんて。 [/voice]
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「CSTI勉強会で展開したEXILEスタイルプレゼンテーション」〜勝手に「第5期科学技術基本計画」編集部反省会(第5話)〜

2016年1月22日に閣議決定され、すでに施行が開始された政府の第5期科学技術基本計画。当然気になるのが、「僕らの提案、少しは盛り込んでくれてるのか?」という疑問。そこで、サイエンストークスの小山田和仁さん、嶋田一義さん、湯浅誠さんの3名が集結。政府の答申案をサイエンストークスの提案内容と比較しながら、日本の科学技術の今のこれからについてじっくり語りました。 (収録は2016年1月、政府の答申案を資料として利用しています。) 第5期科学技術基本計画とは? サイエンストークス版「第5期科学技術基本計画への提言」 編集委員メンバーのプロフィールはこちら CSTI勉強会でのEXILEスタイルプレゼンテーション [voice icon=”https://sciencetalks.org/wp-content/uploads/2016/05/makoto.jpg” name=”湯浅” type=”l”] 湯浅 小山田さんはけっこうCSTIの第5期科学技術基本計画作成に向けた公聴会をまめに傍聴されていましたよね。 [/voice] [voice icon=”https://sciencetalks.org/wp-content/uploads/2016/05/oyamada1.jpg” name=”小山田”
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「けっこう提言を反映していただいてるっぽい?実際の「第5期科学技術基本計画」を見てみよう」〜勝手に「第5期科学技術基本計画」編集部反省会(第4話)〜

「僕の印象では、どちらかというと、僕らの提案書から直接文章や言葉を引用してくれているというよりは、 マインドセットや考え方のフレームに少しは影響を与えられたのかなと。僕らの考え方を組み込んでもらえてるようだな、と感じますね。」
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「ソーシャルタイムで活動するからこそ「作っていく過程」そのものが面白い」〜勝手に「第5期科学技術基本計画」編集部反省会(第3話)〜

「これってちょっと逆説的なんだけど、 「自分の勤務時間内でなければ仕事しません」というのが普通のスタンスかもしれないですよね。でもサイエンストークスの「勝手に『第5期科学技術基本計画』みんなで作っちゃいました!」に関わった人たちって、誰一人 として自分の ワーキングタイムで仕事していた人がいなくて。」
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「言いっ放しじゃない、新しいタイプの科学技術政策提言が作りたかった」〜勝手に「第5期科学技術基本計画」編集部反省会(第2話)〜

「「ナノテクノロジーとかライフサイエンスに投資すべき」とか、「グリーンイノベーション」や「ライフイノベーション」という特定の分野に投資すべき、というだけじゃなくて、科学技術基本計画はもっとプレイヤーである人間に注目したいよね、という熱意がすごくあったんですよ、現場には。だから僕らもそこに共鳴したというのはあると思うんですよね。」
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「そもそもなんで『第5期科学技術基本計画』、勝手に作っちゃうことにしたんでしたっけ? 〜勝手に「第5期科学技術基本計画」編集部反省会(第1話)〜

すでに始まった第5期科学技術基本計画ですが、当然気になるのが、「サイエンストークスの提案、少しは盛り込んでくれてるのか?」という疑問。そこで、「勝手に『第5期科学技術基本計画』みんなで作っちゃいました」企画の当時の企画リーダーである小山田和仁さん、編集長の嶋田和義さん、委員会副委員長の湯浅誠さんの3名が集結。政府の答申案をサイエンストークスの提案内容と比較しながら、日本の科学技術の今のこれからについてじっくり語りました。(全5話)
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「一緒にやりましょうというメッセージだ」総合科学技術・イノベーション会議の勉強会でプレゼンしてきました

遅ればせながらサイエンストークス委員会からのご報告です。 2014年の1年をかけて、サイトやイベントでの意見聴衆を通じてみなさんと作り上げてきた第5期科学技術基本計画への提言を、2015年3月26 日、委員中心メンバーが実際に基本計画を作成している内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(以下CSTI)の朝の勉強会で発表してきました。その模様を写真とともにダイジェストでお伝えします。
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研究現場における自主的な検討すすむ 〜『平成27年度科学技術白書』にサイエンストークスの活動が取り上げられました

2014年の1年間、サイエンストークスが活動のテーマとしてきた「勝手に『第5期科学技術基本計画』みんなで作っちゃいました」企画の活動が、文部科学省が発表した『平成27年度科学技術白書』に掲載されました。科学技術の中心的な当事者である研究者、特に、アカデミアの主役になるべき若手の研究者と現場の人々が集まって、日本の研究の改革のための具体的提案をしたことが、これまでにない新しい動きとして取り上げられています。
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【プレスリリース】サイエンストークス、第5期科学技術基本計画への提言を総合科学技術・イノベーション会議勉強会でプレゼン

サイエンストークスは、日本のサイエンスを盛り上げるためのムーブメントです。現場の研究者を中心に有志が集まり、「勝手に『第5期科学技術基本計画』みんなで作っちゃいました」という企画のもと、第5期科学技術基本計画に盛り込むべき内容を提言としてまとめました。3月26日(木)10時30分より、提言の内容を総合科学技術・イノベーション会議の勉強会でプレゼンします。
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CSTIの原山議員に「サイエンストークス版提案書」をお届けしてきました3

2月4日にリリースした「サイエンストークス版 第5期科学技術基本計画への提案」。総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)で第5期科学技術基本計画の検討のとりまとめをされている常勤議員の原山優子先生にお届けするため、2月12日木曜日、委員の小山田和仁さんと湯浅誠さんが霞ヶ関にある内閣府を訪ねました。原山優子先生は、今回の「勝手に第5期」企画の立ち上げから個人的にご相談を受けてくださっていて、サイエンストークスの5月のトークイベント、10月のオープンフォーラムにもゲストとしてお越しいただいています。
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