女性の昆虫研究者として生きる道

岡山大学 農学部 昆虫生態学 助教 藤岡 春菜先生

女性の昆虫研究者として生きる道

後編の内容とみどころ

昆虫の研究をしている人は全員、昆虫のことがめちゃくちゃ好き!と思いますよね。しかし、藤岡先生はそうではありません。昆虫のことがめちゃくちゃ好き!というわけでは無いそうです。では、先生はどうしてアリの研究をされているのか?それは、アリの行動や生態に面白さを感じ、研究を進めているそうです。昆虫自体というよりも、その現象が好き!なんだそう。

藤岡先生は学生時代にも特に昆虫に興味があったわけでは無く、父が読んでいた科学雑誌『Newton』を見て、サイエンスには漠然とした興味がありました。その後、大学へと進学し、藤岡先生の運命を変える授業に出会います。それが、進化学の授業でした。それまでも研究者への興味はありましたが、自分が何をしたいのかはわかりませんでした。しかし、進化学の授業を受けることで、自分のやりたいことに気付いたのです。すぐさま藤岡先生は授業が終わった後、授業をしてくれていた先生のもとに駆け寄り、生物がお互いに協力する行動について研究したい!と言いにいきました。その先生は快くいろんな先生を紹介してくださり、先生の研究者人生がスタートしたのです。その後、藤岡先生は海外留学などの様々な経験を経て、現在はアリやハチの研究をされていますが、どうしてアリやハチの研究に出会ったのか?海外留学ではどのような学びがあったのか?ぜひ、動画でご確認ください。

番組後編では社会性昆虫に興味を持った時におすすめの本をたくさん紹介してもらっています。中高生向けの本から、本気で研究したいと思ったときに読んだ方が良い本や先生が今でもアリの研究に使っている本まで。アリなどの社会性昆虫の研究に興味を持った方はぜひ、動画を確認し、先生の紹介してくださった本をご覧ください。

 

番組内容

前編では岡山大学 農学部でアリの研究をされている藤岡先生に、トゲオオハリアリやヒラズオオアリの面白い研究についてお話してもらいました。そして、この後編では、藤岡先生がどうして研究者を目指したのか?アリを研究するきっかけとなった出来事とは、どんなものだったのか?そして、日々、どのような思いで研究をされているのかなどなど、先生の幼少時代から遡り、研究への愛を伺っていきます。また、番組後半ではアリの研究に興味を持った時、おすすめの本をたくさん紹介して頂いております。アリのような社会性昆虫に興味のある皆様、必見の内容です。

 

藤岡 春菜(ふじおか はるな)

岡山大学 農学部 昆虫生態学 助教

2020年に東京大学で博士課程を所得後、日本学術振興会特別研究員PD(大阪市立大学)を経て、日本学術振興会特別研究員CPD(大阪市立大学)としてスイスに留学、現在は岡山大学農学部助教を務める。アリの概日リズム・日周リズムに注目し、アリの生態を解き明かすために日々研究をすすめている。

 

くもM LABとは?

くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など、研究者のあれこれを引き出していきます。

くもMプロフィール

大阪府立大学理学系研究科生物化学専攻。製菓会社に勤務後、『身近な科学を通じて、子供も大人も学びを遊びに』をモットーに、科学実験教室やサイエンスショーなどの活動を運営しています。

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