安価で副作用の少ない次世代の医薬品、ペプチド医薬品とは?
大阪府立大学・理学系研究科 藤井郁雄教授インタビュー③
- くもM LABインタビュー動画日本語記事
- April 28, 2021
【安価で副作用の少ない次世代の医薬品 大阪府立大学理学系研究科 藤井郁雄教授インタビュー③】安価で副作用の少ない次世代の医薬品、ペプチド医薬品とは?
第一回のゲストは大阪府立大学理学系研究科の藤井郁雄教授。皆様は薬といえば、どんな物質を想像しますか?
解熱鎮痛剤として使用されるアセチルサリチル酸のような小さな化合物を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。しかし、最近ではタンパク質のように大きな物質を利用して作られたバイオ医薬品が広く使われるようになってきました。
このバイオ医薬品は小さな化合物の医薬品よりも副作用が少なく、がんや関節リウマチの治療では欠かせない存在となっています。ただ、そんなバイオ医薬品にも欠点があります。それは、タンパク質なので、生産コストが高いということ、また、経口摂取するのが難しいといったことです。
今回はこれらの欠点を克服できる新たな医薬品を開発するため、日々研究をされている藤井教授にお話を聞いていきます。
【番組内容】
くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。
どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など研究者のあれこれを引き出していきます。
【出演者】
- くもM サイエンスコミュニケーター 奈良県を中心に活動
- 藤井郁雄 大阪府立大学 理学系研究科 教授
動画はYouTubeからも視聴可能です。チャンネル登録よろしくお願いします。
【藤井郁雄教授インタビュー】
①【研究室で愛を叫ぶ】42年、研究を続けてこられた秘密に迫る!
藤井教授はなぜ42年も研究一筋に続けてこられたのか?その秘密に迫っていきます。そこには苦難の後の何事にも代えがたい経験がありました。「思わず妻に電話した」先生の痺れた瞬間は必見です。また、研究一筋42年の藤井教授に科学とは何か。語っていただきました。
②【気になる質問ぶつけてみた!】副作用の無い薬はできるのか!?
薬を飲むとどうしても副作用がでてしまいます。これは働いて欲しくない部分にも薬が働いてしまうからです。では、働いて欲しい部分だけに働くような薬を作ればいいのではないのか?そんなことができるのかどうか。薬の専門家である藤井教授に聞いてみました。本当に夢のような薬は実現できるのでしょうか。
くもM LABとは?
くもM LABはサイエンスコミュニケーターであるくもMが様々な分野の研究者にお話を聞きに行くことで、研究者の皆様の生態を暴いていくバラエティー番組。どんな研究をしているのか?どうして研究者になったのか?など、研究者のあれこれを引き出していきます。
くもMプロフィール
大阪府立大学理学系研究科生物化学専攻。製菓会社に勤務後、『身近な科学を通じて、子供も大人も学びを遊びに』をモットーに、科学実験教室やサイエンスショーなどの活動を運営しています。
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